【IPシラバス6.3】(2) 通信プロトコル

正解
2 データのルーティングと信頼性の確保

解説
TCP/IPはデータを正確に送受信するための信頼性の確保と、データを送信先に適切に届けるためのルーティングを行うプロトコルです。

データベース管理やデータ暗号化はTCP/IPの役割ではありません。

正解
1 データの再送制御

解説
TCPはデータが確実に送信されるように再送制御を行います。

データの圧縮や暗号化はTCPの機能には含まれません。TCPの信頼性の確保はこの再送制御によって実現されています。

正解
3 データの暗号化

解説
IPはデータの送信先アドレスの指定やデータパケットの分割と再構築を行いますが、データの暗号化はIPの機能ではありません。IPはネットワーク上でのデータのルーティングを主な役割としています。

正解
2 確認応答が必要ない

解説
UDPはデータの信頼性を保証するための確認応答を行いません。このため、データの送受信が高速で行える反面、信頼性は低くなります。データの暗号化はUDPの機能ではありません。

正解
2 動画のストリーミング

解説
UDPはデータの遅延が少ないため、動画のストリーミングのようにリアルタイム性が重要なアプリケーションに適しています。電子メールやオンラインショッピングのような信頼性が重要な通信にはTCPが使用されます。

正解
1 データの再送制御が行われる

解説
UDPはデータの再送制御を行わないプロトコルです。軽量で通信の遅延が少ないという特徴がありますが、信頼性を確保する機能は持っていません。

正解
1 ウェブページのリソースの送受信

解説
HTTPはウェブブラウザとサーバー間でHTMLや画像などのリソースを送受信するために使用されます。データ同期やデータ暗号化はHTTPの役割ではありません。

正解
2 リクエスト間で状態を維持しない

解説
HTTPはステートレスなプロトコルであり、各リクエストは他のリクエストとは独立して処理されます。そのため、リクエスト間で状態の保持は行われません。

接続の切断やデータの暗号化は、ステートレス性とは関係がありません。

正解
2 テキスト形式

解説
HTTPはテキストベースのプロトコルであり、リクエストとレスポンスはテキスト形式でやり取りされます。バイナリ形式や画像形式はHTTPのリクエストやレスポンスそのもののデータ形式ではありません。

正解
3 データの暗号化

解説
HTTPSはHTTPにTLSを組み合わせてデータを暗号化し、通信のセキュリティを向上させます。

データの圧縮やサーバーのリソース節約はHTTPSの主な機能ではありません。

正解
1 オンラインショッピング

解説
HTTPSは通信内容を暗号化することで機密情報の保護が必要なオンラインショッピングやインターネットバンキングなどで有効に活用されます。

公開情報の検索や画像の圧縮はHTTPSの利点を必要としない場面です。

正解
2 通信の暗号化

解説
TLSは通信を暗号化し第三者による盗聴や改ざんを防止します。通信の圧縮や速度向上はTLSの役割ではありません。HTTPSはこのTLSを利用することで安全な通信を実現しています。

正解
2 メールの送信

解説
SMTPは電子メールを送信するためのプロトコルであり、メールの受信や暗号化は主な役割ではありません。SMTPは送信者から受信者へメールを届ける際に使用されます。

正解
1　25

解説
SMTPは通常ポート番号25番を使用して動作します。ポート80はHTTP、ポート443はHTTPSに使用されるため、SMTPとは異なるプロトコルに対応しています。

正解
3 メールの受信を行う

解説
SMTPはメールの送信やサーバー間の転送を行いますが、受信は行いません。受信はPOPやIMAPといった別のプロトコルが担当しています。SMTPはメールの送信を専門に処理します。

正解
2 メールの受信

解説
POPはメールサーバーからクライアントにメールを受信するためのプロトコルです。メールの送信や暗号化はPOPの役割ではありません。POPは受信したメールをクライアントにダウンロードします。

正解
2 サーバーに保存されているメールを削除する

解説
POPはメールをダウンロード後、サーバーからメールを削除することが多いため、サーバー上にメールが残りません。複数デバイスでのメール管理が難しくなることがあります。自動暗号化はPOPの機能ではありません。

正解
1 メールの同期が容易

解説
IMAPは複数デバイス間でのメールの同期が容易であり、これがPOPに対する大きな利点です。

データの圧縮や暗号化はIMAPの利点ではありません。IMAPはサーバー上でメールを管理するため、複数デバイスでのアクセスが可能です。

正解
2 複数デバイスでメールを同期できる

解説
IMAPはサーバー上にメールを保存し、複数デバイスで同じメールを同期することができます。

メールをサーバーに保存しないのはPOPの特徴であり、メールの送信はSMTPが担当します。IMAPは特にマルチデバイス環境で便利です。

正解
3 複数デバイスで同じメールを管理したい場合

解説
IMAPはサーバー上でメールを管理し複数デバイスで同じメールを同期することができるため、マルチデバイス環境に適しています。

オフラインでの利用はPOPが得意とし、大容量ファイルの送信はSMTPの役割です。

正解
2 メールの自動暗号化

解説
IMAPはメールのサーバー上での管理と複数デバイスでの同期を提供しますが、メールの自動暗号化はIMAPの機能ではありません。暗号化は別のプロトコルや技術によって行われます。

正解
2 ファイルの転送

解説
FTPはネットワークを介してファイルを転送するために使用されます。データベースのクエリ実行やメールの送信はFTPの役割ではありません。FTPは特に大容量ファイルの転送に適しています。

正解
1 データの暗号化

解説
FTPはファイルのアップロードやダウンロードが可能ですが、標準ではデータの暗号化機能を持っていません。暗号化が必要な場合は、FTPSやSFTPといった拡張プロトコルを使用する必要があります。

正解
3 データのセキュリティ

解説
FTPは標準でデータを暗号化しないためセキュリティに注意が必要です。転送速度やデータの圧縮はFTPの基本機能に関わることですが、セキュリティリスクは特に注意しなければなりません。

正解
2 時刻の同期

解説
NTPはネットワーク上でコンピュータ間の時刻を同期するためのプロトコルです。データの転送やネットワークの負荷分散はNTPの役割ではありません。NTPは正確な時刻を保つために使用されます。

正解
3 データの暗号化を行うため

解説
NTPはデータの暗号化を行うためのプロトコルではありません。主な目的はコンピュータ間で時刻を同期させ、時刻のズレを防ぐことです。暗号化は他のプロトコルが担当します。

正解
1 複数のシステムで正確な時刻が求められる場合

解説
NTPはシステム間で正確な時刻が必要な場合に非常に有効です。ファイルの転送やリアルタイム処理ではなく、時刻の同期を目的として使用されます。

金融取引やログの管理などにおいて、NTPは重要な役割を果たします。

正解
2 IPアドレスの動的割り当て

解説
DHCPはネットワーク上のデバイスにIPアドレスを動的に割り当てるプロトコルです。

ファイルの転送やデータの暗号化はDHCPの役割ではありません。DHCPにより、ネットワーク管理が簡素化されます。

正解
1 　IPアドレスの手動設定の省略

解説
DHCPはIPアドレスを自動的に割り当てることで、手動での設定が不要となり、ネットワーク管理が効率化されます。

データの送受信速度やセキュリティの向上はDHCPの直接的な利点ではありません。

正解
3 大規模ネットワークで多くのデバイスを管理する場合

解説
DHCPは大規模ネットワークで多くのデバイスにIPアドレスを自動的に割り当てる際に非常に有効です。

固定IPアドレスを使う場合やセキュリティ重視の環境では、DHCPは必須ではないかもしれませんが、管理の効率化には非常に役立ちます。

正解
1 特定のアプリケーションを識別する

解説
ポート番号は、ネットワーク通信において特定のアプリケーションやサービスを識別するために使用されます。IPアドレスの割り当てやデータの暗号化はポート番号の役割ではありません。

正解
2　 80

解説
ウェブサーバーは通常ポート番号80で通信を行います。ポート25はSMTPが使用し、ポート443はHTTPSが使用するため、用途が異なります。

正解
3 HTTPS

解説
ポート番号443は主にHTTPSで使用されます。HTTPは通常ポート番号80を使用し、FTPはポート番号21を使用するため、異なるプロトコルに対応しています。

HTTPSは暗号化されたHTTP通信を実現するプロトコルです。